日本語教育能力検定試験

【日本語教育能力検定試験】2021年10月版:直前まとめ(在留資格・時事問題・教授法)

【日本語教育能力検定試験】2021年10月版:直前まとめ(在留資格・時事問題・教授法)

西暦和暦変換

2020年 令和2年
2019年 令和元年
2018年 平成30年
2017年 平成29年

在留資格

機関:出入国在留管理庁(入管庁)

1990年(平成2年) 在留資格「定住者」創設
2007年(平成19年) 在留資格「特定活動(EPA看護師・EPA介護福祉士)」創設
2009年(平成21年) 在留資格「技能実習(1号・2号・3号)」創設
2010年(平成22年) 在留資格「就学」が「留学」に一本化
2012年(平成24年) 高度人材ポイント制」施行
2015年(平成27年) 在留資格「高度専門職」創設
2017年(平成29年) 在留資格「介護」創設
2018年(平成30年) 在留資格「特定技能(1号・2号)」創設

在留外国人数

機関:出入国在留管理庁(入管庁)
2020年(令和2年)6月末:留学が減少。
2020年(令和2年)12月末:韓国が減少。
2020年(令和2年):ベトナム(技能実習)はコロナ禍でも増加。
2020年(令和2年):在留資格「技術・人文知識・国際業務」が増加。エンジニアとか。

在留外国人数 国籍・地域別 在留資格別
2019年(令和元年)12月末 293.3万人
(過去最多)
1位:中国
2位:韓国
3位:ベトナム
1位:永住者
2位:技能実習
3位:留学
2020年(令和2年)6月末 288.6万人 1位:中国
2位:韓国
3位:ベトナム
1位:永住者
2位:技能実習
3位:特別永住者
4位:技術・人文知識・国際業務
2020年(令和2年)12月末 288.7万人 1位:中国
2位:ベトナム
3位:韓国
1位:永住者
2位:技能実習
3位:特別永住者
4位:技術・人文知識・国際業務
都道府県別
2020年(令和2年)6月末 1位:東京都(56.9万人)
2位:愛知県(27.6万人)
3位:大阪府(25.3万人)

海外の日本語学習者数

機関:国際交流基金(JF)
過去最多142の国で日本語教育を実施。

機関数 教師数 学習者数 学習者国別
2018年(平成30年) 1.8万機関 7.7万人 384.6万人 1位:中国
2位:インドネシア
3位:韓国

国内の日本語学習者数

機関:文化庁
日本語教育機関数・日本語教師数・日本語学習者数が全て減少。
日本語教育機関:法務省告示機関が最も多い。
日本語教師数:60代>50代が多い。

日本語教育実施機関
・施設等数
日本語教師等の数 日本語学習者数
2019年度(令和元年)11月1日 2,542機関 4.6万人 27.7万人
2020年度(令和2年)11月1日 2,516機関 4.1万人 16万人
出身国・地域別
2020年度(令和2年)11月1日 1位:中国
2位:ベトナム
3位:ネパール

日本語教師養成機関・受講者数

機関:文化庁
日本語教師養成機関・施設等は増加、受講者数は減少。

日本語教師養成機関 受講者数
2019年(令和元年)11月1日 579機関 3.1万人
2020年(令和2年)11月1日 603機関 2.6万人

法務省告示日本語教育機関の留学生数

機関:日本学生支援機構(JASSO)
2019年:留学ビザの不法労働問題でベトナムが減少

出身国 留学生数
2018年(平成30年)5月1日 1位:ベトナム
2位:中国
3位:ネパール
29.8万人
2019年(令和元年)5月1日 1位:中国
2位:ベトナム
3位:ネパール
31.2万人
(過去最高)
2020年(令和2年)5月1日 1位:中国
2位:ベトナム
3位:ネパール
27.9万人

法務省告示日本語教育機関の数

日本語教育機関=日本語学校のこと。

法務省告示日本語教育機関
2019年(令和元年)12月31日時点 774校
2020年(令和2年)8月31日時点 796校

日本語指導が必要な児童生徒数

機関:文部科学省

母語別 児童生徒数(外国籍・日本国籍)
2018年(平成30年) 1位:ポルトガル語
2位:中国語
3位:フィリピン語
4位:スペイン語
5.1万人
(外国籍 4万:日本国籍 1万)

訪日外客数

機関:日本政府観光局(JINTO)
2019年:日本製品不買運動で韓国が減少。

訪日外客数 国・地域別
2018年 3,119万人 1位:中国
2位:韓国
3位:台湾
2019年 3,188万人
(過去最多)
1位:中国
2位:韓国
3位:台湾
2020年 411万人 1位:中国
2位:台湾
3位:韓国

教授法まとめ

前半

19世紀半ば 文法訳読法(GDM)
19世紀後半 ナチュラル・メソッド サイコロジカル・メソッド
(グアン・メソッド)
ベルリッツ・メソッド
20世紀 直接法(ナチュラル・メソッドの20世紀版) オーラル・メソッド 帰納的
GDM
第二次世界大戦中 アーミー・メソッド
第二次世界大戦後 オーディオ・リンガル・メソッド
(AL法)
FonFs 形式重視
構造シラバス

後半

1970年代 コミュニカティブ・アプローチ
(CA)
FonM アウトプット重視
機能シラバス
1970年代 ナチュラル・アプローチ
モニター・モデル
FonM インプット重視
1990年代 タスク中心の教授法(TBLT) FonF インタラクション重視
課題シラバス
1990年代 内容言語統合型学習(CLIL) FonF

ジョハリの窓

自己開示。自分についてどうか。

自分が知ってる 自分が知らない
他人が知ってる 開放の窓 盲目の窓
他人が知らない 秘密の窓 未知の窓

ベリーの文化受容態度

文化変容モデル。異なった文化を受け入れる態度。

アイデンティティを保持 アイデンティティを保持
関係が良い 統合 分離 関係が悪い
関係が良い 同化 周辺化 関係が悪い
アイデンティティを喪失 アイデンティティを喪失

ヴォイス・アスペクト・テンス・モダリティ

ヴォイス→アスペクト→テンス→モダリティの順。「読ませていただろう」

読ま てい だろう
ヴォイス アスペクト テンス モダリティ
受身
使役
可能
開始
進行
完了
過去
現在
未来
対人的:だろう
対事的:と思う

分かりにくい言葉

メタ:上から見下ろすイメージ・後ろの
パラ:反対の
情意:不安をなくす
統語:文の構造
帰納:ルールに気づく
恣意性:偶然