言語と心理

5.言語と心理|2.異文化コミュニケーションと異文化トレーニング

ヒューマン

日本語教師養成講座の単元テスト用として自己学習のために作った穴埋めノートです。

空欄にマウスを置くかタップすると答えが表示されます。印刷時は答えを表示しています。

異文化コミュニケーション

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ベネットの異文化感受性発達モデルは、自文化中心主義から文化相対主義へ移行するのが基本的な過程とする。

自文化中心主義

日本人が異文化に対して自文化中心主義的な見方をする。
手で食事するのを見てマナーが悪いと思う。

文化相対主義

文化に優劣はなくどの文化も尊重する。

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この過程では文化的アイデンティティに変化がおこる。
文化的アイデンティティ:自分自身がある文化に属しているという感覚。

比較文化の知識

・漢字文化圏(漢字圏):中国・日本は今も漢字だが、韓国ベトナムも昔漢字を使っていたので漢字文化圏。北朝鮮・台湾・シンガポールも入る。
・日本語は「なる」型言語、英語は「する」型言語。英語は人を主語として動作する言語。
・日本は「恥の文化」、西洋は「罪の文化」。
・タテ社会は集団の「場」、ヨコ社会は個人の「資格」。

異文化トレーニング

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異文化トレーニングの方法は、講義方式と自己学習形式がある。

  • 講義方式:大学モデル。講義を受けて情報や知識を得る方法。
  • 自己学習形式(セルフスタディーモデル):文化の考え方や価値観を考慮し、行動や出来事の原因や意図を説明できるようにする方法。
    カルチャー・アシミレーター:異文化コミュニケーションで起きた問題の事例を読み、自分の考えやその原因を選択肢から選ぶ。

非言語コミュニケーション

ノンバーバル・コミュニケーション

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非言語的伝達手段。言葉を使わないメッセージの伝え方。

バーバル・コミュニケーション

話し言葉・書き言葉。

  • 身体動作学(キネシクス):身振り・手振り。表情・視線(アイコンタクト)。
  • 近接空間額(プロクセミックス):相手との距離の取り方。
  • パラ言語学(パラリングイスティクス):声の出し方。

パラ言語

イントネーション・声の大きさ・強さなどの、言葉じゃない部分。

文化変容モデル

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ベリー。文化変容モデルを以下の4つに分類。

  • 統合:参入者が自分の文化を保持し相手の文化との関係がいい場合のモデル。
    マイノリティの文化的アイデンティティを保持、周囲との関係が良い。自文化も保ちながら異文化取り入れる。
  • 同化:自分の文化を保持せず相手の文化との関係を保持しているモデル。
    マイノリティの文化的アイデンティティを喪失、周囲との関係が良い。日本の文化に合わせる。
  • 離脱:自分の文化は保持していて相手の文化の関係が悪いモデル。
    マイノリティの文化的アイデンティティを保持、周囲との関係が悪い。日本のやり方を受け入れない。
  • 境界化:受け入れ側との関係も悪く自分のアイデンティティも失っている。
    マイノリティの文化的アイデンティティを損失、周囲との関係が悪い。
文化変容モデル
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