3.社会・文化・地域/言語と社会

【日本語教師養成講座】3.社会・文化・地域/言語と社会|6.社会言語学:①言語変種(継承語/維持型バイリンガル教育/スティグマ)

3.社会・文化・地域/言語と社会|6.社会言語学:①言語変種

社会・文化・地域/言語と社会「継承語」「維持型バイリンガル教育」「スティグマ」などについてのまとめです。

継承語

302

継承語:親から子へ受け継ぐ言語。「母語・相続言語・民族語・コミュニティー語」。
少数派言語の言語権を守るため、母語学習の機会を保障する地域がある。

維持型バイリンガル教育:継承語バイリンガル教育。子どもの少数派言語能力を伸ばし、文化的アイデンティティの強化を目指し、国内の少数民族集団の権利を肯定する教育。
スティグマ:社会的に差別されることになる要因。
少数派言語の話者:スティグマを持つと見なされることがある。偏見により社会的に否定的な評価を与えられるアイデンティティ。
・母語が喪失されやすい順番「語彙→文法→音声」。

ヒューマンアカデミー(2017)『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版』翔泳社