3.社会・文化・地域/言語と社会

【日本語教師養成講座】3.社会・文化・地域/言語と社会|5.コミュニケーションストラテジー・言語政策(高コンテクストと低コンテクスト/フレンチ・イマージョン教育)

3.社会・文化・地域/言語と社会|5.コミュニケーションストラテジー・言語政策

社会・文化・地域/言語と社会「高コンテクストと低コンテクスト」「フレンチ・イマージョン教育」などについてのまとめです。

コミュニケーションの概念

315

高コンテクストと低コンテクスト

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コンテクスト=文脈。どのような場面・状況の下で使われるか。

  • 高コンテクスト:日本>韓国>中国。「言われなくても分かるだろう」。
    情報や意図を理解する際、コンテクストに依存する度合いが高い
    言語による情報の依存度が低い
    お互いの既知知識が重視され、伝達する内容すべてを言語化しない。
    高コンテクスト(高文脈)・コミュニケーション。
  • 低コンテクスト:スイス>ドイツ>アメリカ。できるだけ細かく伝える。
    情報や意図を理解する際、コンテクストに依存する度合いが低い
    言語による情報の依存度が高い
    お互いの既知知識が少ないため、情報や意図をできるだけ言語化する。
    低コンテクスト(低文脈)・コミュニケーション

言語政策

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ある国で複数の言語が使われている場合、言語計画・言語政策を行う。

カナダのイマージョン教育

公用語:英語・フランス語
多文化主義:ある社会の中で複数の言語の使用を認めたり、習慣や衣食などの多様な文化を認める考え方。
フレンチ・イマージョン教育:英語(多数派言語話者)を使用している地域で、授業をフランス語(少数派言語話者)で受ける。ケベック州ではフランス語のみが公用語。

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