日本語教師養成講座の単元テスト用として自己学習のために作った穴埋めノートです。
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社会・文化・地域/言語と社会「高コンテクストと低コンテクスト」「フレンチ・イマージョン教育」などについてのまとめです。
コミュニケーションの概念
315
高コンテクストと低コンテクスト
316
コンテクスト=文脈。どのような場面・状況の下で使われるか。
- 高コンテクスト:日本>韓国>中国。「言われなくても分かるだろう」。
情報や意図を理解する際、コンテクストに依存する度合いが高い。
言語による情報の依存度が低い。
お互いの既知知識が重視され、伝達する内容すべてを言語化しない。
高コンテクスト(高文脈)・コミュニケーション。 - 低コンテクスト:スイス>ドイツ>アメリカ。できるだけ細かく伝える。
情報や意図を理解する際、コンテクストに依存する度合いが低い。
言語による情報の依存度が高い。
お互いの既知知識が少ないため、情報や意図をできるだけ言語化する。
低コンテクスト(低文脈)・コミュニケーション
言語政策
369
ある国で複数の言語が使われている場合、言語計画・言語政策を行う。
カナダのイマージョン教育
公用語:英語・フランス語
多文化主義:ある社会の中で複数の言語の使用を認めたり、習慣や衣食などの多様な文化を認める考え方。
フレンチ・イマージョン教育:英語(多数派言語話者)を使用している地域で、授業をフランス語(少数派言語話者)で受ける。ケベック州ではフランス語のみが公用語。
ヒューマンアカデミー(2017)『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版』翔泳社