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日本語教授法「シラバス・デザイン」などについてのまとめです。
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シラバス・デザイン
コースで何を教えるかをシラバス(教授項目)という。
構成方法による分類 (6つ)
- 構造シラバス:文法や文型など
- 場面シラバス:場所や場面を中心に、そこで使われるコミュニケーション表現に着目「例:レストランで」
- 機能シラバス:言語の持つコミュニケーション上の働き「例:依頼する」ビジネスパーソン向き
- 話題シラバス:話題を取り上げる「例:野球について」
- 技能シラバス:「読む・聞く・書く・話す」の四技能別に下位技能を伸ばす「例:手紙の書き方」
- 課題シラバス:課題(タスク)をリストアップ「読む・聞く・書く・話す」の四技能別に下位技能を伸ばす「例:郵便局で切手を買ってくる」
項目の配列による分類 (2つ)
- シラバス・インベントリー:項目を網羅的リストアップしたもの
- コース・シラバス:項目を扱う順序で一覧表にしたもの
決定時期による分類 (3つ)
- 先行シラバス:コースの開始前に予めデザインされたシラバス
- 後行シラバス:コース開始前に学習者の要望に基づいて行い、コース終了時に完成する
- プロセス・シラバス:先行シラバスと後行シラバスの折衷案。コース開始時時にデザインされるが、コース中にも軌道修正される
ヒューマンアカデミー(2017)『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版』翔泳社
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