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日本語教育実践(技能別指導)「中上級の文章表現のポイント」「主な口頭表現活動」「口頭表現の流れ」「授業の注意点」などについてのまとめです。
中上級の文章表現のポイント
初級は制限作文アプローチだが、中級は読み手を意識した創造的な活動を目指す。
文章表現の教室活動
- プロセスアプローチ:何度も修正を重ねて推敲(すいこう)し、完成度の高い文章を仕上げる。
- パラグライディング:文章構成や形式を伝え、それに沿って書かせる。日留試(EJU)対策。
- アカデミックライティング:学術的な文章を書く、大学院生向け。
教室活動の流れ
- 前作業:形式があればモデルを示す。背景知識(スキーマ)の活性化。アウトラインを書く。
- 本作業:書く作業。
- 後作業:発表・評価・ピアレスポンス(お互いに読み合う)
ヒューマンアカデミー(2017)『日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド 第4版』翔泳社